ABOUT

一枚の布片に宿る豊かな表情。それらを相互にかけ合わせて生まれる、まったく新しい図柄、または形状。［リメイク］を軸に、ミリタリーやワークウェア、ヴィンテージテキスタイルを自在に用いる手法は、リハーズオールの服、ひいてはブランドイマジネーションに不可欠な基本姿勢です。

創造から絵（パターン）が導かれ、とりどりの“端材”が手仕事を介し、やがて服となる時。かつての布片は、ふたたび歴史を刻み始めます。現代的なデザイン感性を注ぐ一方で、リハーズオールの服は時々のトレンドと異なる遊び心を放ちます。その魅力は、繊細で軽やかなディテールにも。

［リハーズオール］は、既存の古着のリメイクほか、オリジナルパターンに古布を当てはめて形にする2つの方向からなります。およそ15年のブランドヒストリーにおいて生まれた変化に富むパッチワークや染物は、デザインの輪郭を表す最も重要な要素のひとつです。

［アティチュード］はブランドの基本姿勢を示すラインです。その土台となるのはヴィンテージウェア（古着）。限られる素材で形づくるアイテムには、個体差とともに一点ごとに漂う独特の空気感があります。時に希少な生地同士から派生した新プロダクトが誕生することも。